無線LANソリューションのQAエンジニアです。
実務2年目、テストリーダーとして設計から実施までを担当しています。
テストの現場で「面倒だな」「非効率だな」と感じたところは、自分でツールをつくって解決するのが好きです。
最近は業務にAIを取り入れながら、効率化や自動化にも取り組んでいます。
ここでは、実務や日常のなかで手を動かして制作したものを紹介します。
実際に動き、誰かに使われているものを中心に紹介します。仕事のなかで感じた不便や、身のまわりの「困った」を、自分でつくって解決してきました。
テスト実施時に必要なデータを、その場で生成できる社内向けツール。
テストデータの準備は、地味に手間のかかる作業でした。
文字列はその都度手入力し、MACアドレスは各自がネット上の生成サイトを探して利用、ダミー画像はネットで拾うか都度作成する——と、作業がばらばらで、人によってやり方も異なる状態でした。
これらを1つの画面に統合しました。
生成結果はワンクリックでコピーでき、使う側の手数を減らすことを意識しています。
MACアドレスの大量生成は、無線LAN機器のテストで実際に必要になる場面が多く、自身の実務経験から機能へ落とし込みました。
区切り文字や大文字・小文字を切り替えられるようにし、テストでそのまま使える形式で出力できる点にこだわっています。
案件の合間の時間を使い、数時間で開発しました。
アルバイトのシフト希望を集め、既存のExcelへ自動で反映する、依頼制作のツール。
元アルバイト先の店長から相談を受けて制作しました。
当時は希望シフトの提出方法が決まっておらず、スタッフごとに書き方がばらばら(海外スタッフも在籍)。
それを店長が一つずつ読み解き、Excelへ手作業で入力する作業に多くの時間がかかっていました。
スタッフが決まった形式で希望シフトを入力・送信でき、その内容をデータベースで管理する仕組みをつくりました。
希望が揃ったら、ボタン一つ(マクロ)で、これまで使っていたExcelファイルの該当箇所へ自動で書き込みます。
「バラバラの希望を読み解く」「手で転記する」という二つの手間を、まとめて解消しました。
スタッフの入れ替わりは必ず起きるため、プログラムがわからない店長でも簡単にメンテナンスできるよう、直感的に操作できるUIにこだわりました。
新しい仕組みへ乗り換えてもらうのではなく、使い慣れたExcel運用を残したまま手間だけを減らす形にしています。
配布された予算の残高や利用履歴を、一人ひとりが管理できる社内向けWebアプリ。
配布された予算の管理は、これまで各自に任されている状態でした。
メモで管理する人もいれば、スプレッドシートを使う人もいて、やり方も見やすさも人それぞれ。
誰にとっても扱いやすい、共通の管理方法があるとよいと考えて制作しました。
予算の残高と利用履歴を確認でき、支出を書籍・受験・セミナーなどのカテゴリごとに整理できるアプリです。
個人の予算に関わる情報のため、ID・パスワードによる認証を設け、他の人の情報は見えないようにしています。
入力の手間を減らすため、税込・税抜の自動補完や一括登録を用意しました。
PC・スマートフォンのどちらでも使えるようUIにもこだわっています。
初めてPythonAnywhereを使って公開したアプリでもあります。
公開後も、利用者からのフィードバックを取り入れながら改善を続けています。
気になる美容成分の相性や、使う順番・時間帯の注意を判定できるアプリ。
買い物やネットショッピングで成分表示を見ても、何がどう良いのか分かりにくく、種類も多くて覚えていられませんでした。
同じタイミングで使ってはいけない組み合わせや、朝に使わない方がいい成分があることも知り、韓国コスメはトレンドの移り変わりも早い——こうした「分かりにくさ」を自分で整理したくて制作しました。
20種類の成分から気になる2つを選ぶと、相性を「OK/注意/NG」の3段階で判定します。
水溶性・油性といった性質から、どちらを先に塗るべきか順番も提示。
肌悩み(毛穴・美白・バリアなど)から成分を逆引きでき、成分名に詳しくなくても目的から探せるようにしました。
成分の相性や使用ルールのデータは、生成AIにたたき台をつくらせたうえで、そのまま鵜呑みにせず実装前に自分で確認しています。
たとえば通称で広まっている「リードル」を、正式な成分名である「スピキュール」として登録し直すなど、情報の正確さを担保しました。
AIに最新の成分リストを出させ、自分はコードへの組み込みと動作確認に専念する——という、個人でも無理なく最新の状態を保てる進め方に落とし込んでいます。
トレンド成分に付ける「HOT」バッジを動的に表示する際、先につくったバッジが消えてしまうバグに直面しました。
DOM操作の仕様が原因だと特定し、要素を順番に追加する処理へ書き直して解決。
バグの原因を切り分けて直す作業は、普段のテスト業務にも通じる部分でした。
趣味や個人利用でつくったもの。生成AIを使った開発を継続的に行っています。
「安いものを買う → それで作れるレシピを調べる → 買い物前に冷蔵庫の在庫を確認する」という自分の生活の流れを、そのまま一つにまとめたくて制作しました。
レシートを撮影するとAIが品目を読み取って在庫に登録し、手持ちの食材から作れるレシピを探せます。
AIの読み取り結果はそのまま反映せず、人が確認する画面をはさんで、冷蔵庫に入れるものを選べるようにしました。「たまご」と「卵」のような表記のゆれを吸収する仕組みも入れています。
初めてAIエージェントを組み込んだ制作物で、現在も家族で利用中です。
韓国語能力試験(TOPIK)に向けた学習用アプリ。
市販のアプリではなく自分でつくったのは、自分の学習レベルや苦手な範囲に特化させたかったのと、広告が入らないぶん集中が途切れないからです。
すきま時間に単語や問題へ取り組めるようにしています。
テスト設計・実施を中心に、業務効率化ツールの制作などもお手伝いできます。
まずはお気軽にご相談ください。